ブログ

会社の信用と女性と中国

京都のある印刷会社の強みは、

《受けた仕事は断らないのは当たり前ですが、そこには「受けた以上は何が何でも納める」
というプライドもあります。
また、協力会社との連携により「水と空気以外には印刷できる」と自負しています。》

でありました。

昨年、
受注されたのが、人形に成形した印刷物。
処が、受注価格が150円なのに、国内の下請けから受けた見積もり納品価格は210円・・

この売れば赤字をどうするのか?

その会社の代表である社長は「信用」を大切にするため総額180万円の赤字を覚悟された。
しかし、奥様は180万稼ぐのはどんなに大変である事か!
中国で造れば安く出来るかもと決意・・

そこでこの奥様、PCで検索、英語で書かれてあった中国企業案内から、自社に合いそうな中国企業を見つけ、連絡し、更に、訪中を決意された。

しかも、行かれたのがよりによって昨年9月18日・・
満州事変勃発の日で、対日感情が最悪の日で有った。

結果は、

片言の英語どうしの意志疎通で60円で納品が成立。赤字ではなく黒字に、
更に、今後も有力パートナーに双方がなられたとのこと。

貿易の手続きも自身でされ、今回は輸入だけであったのを、日本製品の輸出にも手を伸ばし、別事業としてやってみようか、
と計画中・・

対日感情は中国深せんから1時間離れた田舎。
まったく関心が無く、ビジネスに邪魔だから
日中双方争わないで、であったとか・・

彼女の感想は、日本の報道の偏向。
日本企業が襲われる報道は、誰かに操作されているのではないかと。
滞在中一番怖い思いをされたのは、経由地の香港で電話で「もしもし」と
言った時に周りに反応した人が居た時だとか。

彼女の行動力、決断力に感心し、勇気とやる気を頂きました。

困った事がおきた時に、
「運命は自らまねき、境遇は自ら造る」
を地で行った方ではありました。

«
»